Round A Ground 2018(豊洲day1)
2018/12/11(火) 東京:豊洲PIT
ついにこの日がやってきた。
私のSKY-HIライブデビューはちょうど一年前の豊洲だった。それからありえないほどのめり込んでライブ中毒と言ってもいい怒濤の1年を過ごしてしまった。
JAPRISONの店着日でもあったので午前中はタワーレコード渋谷店に行きリリースイベントで予約したCDを受け取る。パネル展を見てメッセージボードにお祝いと感謝の気持ちを書き記した。
渋谷でランチして豊洲に向かい無事にグッズを購入した後に冷たい雨にうたれたのでカフェで温まる。
開演の時間が近づくにつれ、徐々に緊張感が高まっていく。
お馴染みのRadio Marbleだけど豊洲のために収録もしてくれたみたいでJAPRISONから何曲も流してくれた。
この日は上手の端の方。常に斜め前を見上げる位置。
地方RAGと同じく暗めの昭明の中に着席スタイルから始まる“Free Tokyo”。姿は見えず、歌だけが聴こえるのもライブのイントロらしくて、これから始まる最高の時間のへ期待感が増す。
続いて“So What??”と“Name Tag”この2曲はファイナルではきっと凄いことになる。
“Purple Haze”は相変わらず鬼気迫る迫力が大好き。ひそかにSALUが現れないかとも期待したけど翌日におあずけ。
“何様”思い返せばMWツアーでベストカタリストがリリースされる前に歌っていてカッコいいけど何の曲?って思ってたな。VIVALA ROCKでぼくりりくんとの完全版を見れたのも貴重な経験。
“Walking On Water”
“The Story Of “J””
“F-3”
“Critical Point”
と地方RAGと同じこれでもかと畳みかけるラップのオンパレードではあるがステージが大きいせいか迫力が増していた気がする。
sleepyhead武瑠さんが登場してコラボ曲“1 2 3 for hype sex heaven”。このMVが好きでして刺激は強いので好みが別れると思うけど、Childish Gambinoの「This is America」やFloatin’Labの「WHIPLASH」を彷彿とさせる。ちなみにこの後に友達とカラオケで歌った(武瑠さんパート)。SKY-HIのラップ難しいけど挑発的でカッコいいからまたライブでみたいな。
続いてRAGツアーみたいにお部屋から音楽をお届けしよう、ただしこの日は我らがギターTakさんがいるのでルーパーを使う必要もない、SKY-HIはピアノを弾き語りながら“Stray Cat”を歌う。
そして次はSKY-HIもアコギを持ち、Takさんと二人ギターで“Bitter Dream”この2曲ともBFQとのクールなダンスナンバーだけどアコースティックバージョンはまた違う雰囲気になるよね。
そして初めて聴くスローでムーディーな“LIMO”をTakさんと向かい合いながら歌い終わったかと思うと、正面へ振り向き様になんとも無邪気な笑顔で「LIMO!」って言って、いつものポップな“LIMO”をSUPER FLYERS演奏で楽しそうに歌うから超アがる!
ステージ暗い中でアウトロの「ウォウオゥオゥオ~」がしばらく繰り返し響くと微かにあの曲のイントロが被さって聴こえてくる。
ドラムのセッティングが行われてる気配…。このドラムの配置はもちろん金子ノブアキさんとの“illusions”。突然紗幕が降りてきてMV映像が写し出される。映像の効果なのか不思議な浮遊感を感じる中、二人の激しい斬り合いに痺れる。いよいよMIYAVIさん登場でステージ前方特に上手でモッシュが起こり前方にぐいぐい押し流される。フェスで慣れたおかげかモッシュにはだいぶ耐性がついているので意外と楽しむことができた。熱いMIYAVIさんファンと一緒に“Gemstone”モッシュの波に乗りながら三つ巴の攻防とも言えるバトルに興奮し湧く。
もう見られないであろうMIYAVIさんと金子ノブアキさんの演奏に乗せたフリースタイルの後は贅沢な“Double Down”一度手を上げたら戻せない程モッシュ激しいけどもみくちゃになりながら最高に盛り上がるこの曲で必死に遊ぶ。演奏を終えた後の三人の抱擁が爽やかだけど熱い友情を感じた。
ステージのセット転換に多少のトラブルがあったようで、フリースタイルで繋ぐSKY-HI。
mabanuaさんのドラムとkan sanoさんのピアノのセッティングが完了しSKY-HIが一ファンであるmabanuaさんと作った曲“リインカーネーション”。
続いてkan sanoさんの“Penny Lane”という優しく綺麗な曲の後ジャムセッションを挟んで別れを愛する歌“クロノグラフ”ではSKY-HIもピアノで魅せる。癒しの時間だった。
SUPER FLYERSにチェンジした一曲目はロジックのビートジャック“0570-064-556”この歌をSUPER FLYERSで聴くことができるなんて感慨深い。
この豊洲の会場には男も女も大人も子供も日本人も他の国の人も色んな人間がいる。多種多様を愛したいよね、この世界は優しいから。“I Think, I Sing, I Say × アイリスライト”そして“Marble”と愛の歌と続く。RAGツアーや学園祭でも見せてくれたこのロジックからMarbleまでの流れで心が浄化されて、この後のHAPPYで前向きな曲で活力へと繋げられていた。
SUPER FLYERSとの“Seaside Bound”は拳を掲げてクラップを響かせるRAGではライブが終盤に差し掛かかり最後の盛り上がりへと持っていく。
そしてアルバムJAPRISONから唯一持ってきたのが、一曲目として収録されている序章とも言える歌“What a wonderful world!!”途中で6/8拍子に転換するドラマティックな展開。ホールツアーへの期待も高めてくれる。
“Snatchaway”は幕張で初めて見てからは何度聴いてもアガるし勝手に体が動いてしまう。
テンションあがったまま、いよいよ最後の曲“カミツレベルベット”。
今でも思い出すと胸が熱くなる忘れない出来事。「声を聴かせてくれ!」と言ってイヤモニを外すSKY-HI。豊洲PIT全体に歌声が響いていた。おそらくその声を聴いて感極まったのか少し歌えなくなった後、膝を折り崩れ落ちる…。すぐに立ち上り、より大きくなった会場中の歌声と合唱する。
崩れていた時間はそんなに長くはなかったと思うけど、その表情から色んな感情が溢れて時が止まった気がした。
歌を終えた後はありがとうと手を降って満足した表情でステージを後にした。
豪華ゲストを多く迎えた夢のようなセッションと信頼できる仲間SUPER FLYERSとのRAGツアー集大成はこれで終了。充分すぎるほど見応えがあり、終止興奮して盛り上がっただけでなく、目頭が熱くなる感動もあった。
とても楽しかったRAGツアーの記憶も甦りわあらためてSKY-HIのファンになってよかったと誇りに思う。翌日の後夜祭と言っている仲間わちゃわちゃライブにも期待を寄せて、こちらはこちらでFLYERS仲間と宴に繰り出したのだった。(カラオケとMV観賞を深夜の深い時間まで)
~セットリスト~
01. Free Tokyo
02. So What??
03. Name Tag
04. Purple Haze
05. 何様
06. Walking On Water
07. The Story Of “J”
08. F-3
09. Critical Point
10. 1 2 3 for hype sex heaven w/Sleepyhead
11. Stray Cat /Pf.SKY-HI,Gt.Tak Tanaka
12. Bitter Dream /Gt.SKY-HI,Gt.Tak Tanaka
13. LIMO feat.Tak Tanaka and SUPER FLYERS
14. illusions w/金子ノブアキ
15. Gemstone VS.MIYAVI and 金子ノブアキ
16. フリースタイル VS.MIYAVI and 金子ノブアキ
17. Double Down w/MIYAVI and 金子ノブアキ
18. リインカーネーション w/with mabanua,Kan Sano
19. Penny Lane w/mabanua,Kan Sano
20. ジャムセッション w/ mabanua,Kan Sano
21. クロノグラフ w/ mabanua,Kan Sano
22. 0570-064-556
23. I Think, I Sing, I Say × アイリスライト
24. Marble
25. Seaside Bound
26. What a wonderful world!!
27. Snatchaway
28. カミツレベルベット
※SKY-HIがストーリーにあげたセトリ参照