P.O.W.E.R. FESTIVAL 2018 feat.DEAN
2018/12/08(土) 新木場 STUDIO COAST
ステージ後方に設置されてるDJブースにもたれかかるような形でこころなしかアンニュイに“Free Tokyo”を歌う。
「東京からラップしに来ましたSKY-HIです。」
“So What??”から“Name Tag”、そして“Purple Haze”では、ちょっとクラップを煽り観客がしてくれると「優しい~」と喜ぶ。“何様”さらに“Walking On Walter”とラップを立て続けに畳みかけた。
なぜSKY-HIがこのFESにいるかという話。
以前にtofubeatsのライブに遊びに行ったときのこと、韓国の人気プロデューサー2人組ユニットGroovyRoom初来日だったそうで、SKY-HIがイベント主催の方との会話でこんなやりとりがあったそうです。
SKY-HI「GroovyRoom呼ぶなんて凄いね」
主催「来月は俺たちDEAN呼んじゃうよ」
SKY-HI「凄いですね!観に行きますよ」
主催「どうせ観に来るなら出てよ」
そんなわけで着の身着のまま私服で来たので、DJ連れてくるのも忘れて、髪もセットされておらずストレート。
音楽のいいところは友達や恋人にも言えないネガティブなことも近いうちで話を聞いてくれると思う。と言ってロジックのビートジャックの“0570-064-556”。
最近他の国の人と曲を作ることが多い、2バース目で韓国人のラッパーReddyが参加してくれてのとこで会場から「えぇー!」と声が漏れてくる。そして私が心に残った言葉「犬がワンワンって言ってるの見ても気持ちが伝わてくるんだから、同じ人間同士でわかりあえないことなんてそんなにないんじゃないか」と語ってから、この世界は君が思ってるよりも優しい“I Think, I Sing, I Say”。
「今日はReddy来てないから2番も歌わせてね」って言ってReddyのパートはアイリスライトのバースを乗せて歌う。
その流れから同じく愛の歌“Marble”。何度もありがとうって言って去っていった。
観客はほぼ韓国アーティストファン(主にDEAN)という完全アウェイではあったけど、気を使いながらも臆することなく純粋にライブを楽しんでいるように見えた。
ちなみに、SKY-HI自身のライブを終えてDEANのステージでは一観客としてノリノリで楽しんでいる様子を拝見することができました。
~セットリスト~
01.Free Tokyo
02.So What??
03.Name Tag
04.Purple Haze
05.何様
06.Walking On Walter
07.0570-064-556
08.I Think, I Sing, I Say × アイリスライト
09.Marble